顔の皮膚の角質は悪者?(2024年12月18日 12時39分) リフトアップフェイシャル専門サロン Mokuren(木蓮)

肌のターンオーバーを早めるために、古い角質は取ったほうが肌が綺麗になります。


と、一度は誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか?

でも、皮膚の角質のターンオーバーって、早めれば早めるほど良いものなんでしょうか?

角質層は、肌のバリア機能のために重要なものです。

それを無理矢理溶かして剥がすことは肌にとって大きな負担でしかなく、次のターンオーバーのサイクルには元に戻るはず、というわけではありません。


体の持つ自然のバランスを、外的要因でバランスを崩すことは、 肌本来のシステムを自ら壊しているようなものです。


角質を無理矢理取ったとしても、得られるのは一時的な肌のツルツル感だけです。

このツルツル感、決して肌が良い状態になったわけではなくて、ビニール肌と呼ばれる状態になってしまっている危険もあります。

角質層が薄くなったビニール肌は、一見ツヤツヤしていますが、バリア機能が弱く、外部刺激を受けやすく常に赤みがあり、肌がつっぱリやすい状態です。


肌のいちばん大切な「バリア機能」のためにも、無理矢理顔の角質を取るのは避けましょう。