一度は骨盤の歪みを気にしたことがある人が多いのではないでしょうか?今回は「骨盤の歪み」について深掘りします。
骨盤は、もちろん骨です。骨ということは関節がありその部分が動く場所です。わかりやすい関節で言うと膝や肘ですね。一本の骨自体に、曲がる・折れるという機能はありませんので、関節があるおかげで人間は複雑な動作が可能となります。
話を骨盤に戻すと、骨盤には2箇所関節があります。前側に「恥骨結合」後ろ側に「仙腸関節」があり、前側は女性の出産時や骨折した時以外は動きません。後ろ側の仙腸関節は右左に1つずつあり、最大可動範囲は合わせて1cm前後と言われています。骨盤全体で見た歪み(動き)は1cmと言うことになります。
ベッドの上で骨盤を矯正し、車まで歩いている瞬間に骨盤は元に戻ってしまいます。それはなぜかと言うと、骨盤の歪みは背骨(腰骨)や股関節から発生しているからです。
骨盤は、腰や股関節の動きに伴い動くので、腰や股関節の柔軟性を増やさなければ、骨盤はすぐ歪んでしまいます。
骨盤の歪みは、その人の身体の硬さや点を見る関節であり、歪みを矯正する対象ではありません!骨盤の歪みを引き起こす腰や股関節の改善を行い、日常生活で身体の使い方を見直すことで、骨盤の歪みが出ない身体になっていきます。
ずっと骨盤の矯正を受けているけど、なかなか症状が変わらない、歪みがなんとなく気になっていると言う方は、是非当院も選択肢の1つに挙げていただけますと嬉しいです。