整体院KEN 院長の永田健二です。
ブログへアクセスしていただきありがとうございます。
今回のテーマは「腰痛の原因は腰にはない」という内容をお伝えしていきたいと思います。
この内容、聞いたことがある方は結構いるかもしれませんね。
腰痛で整体に通ったりするとかなりの確率で言われるかもしれません。
初めて耳にする方向けに簡単に説明していきたいと思います。
身体のどこでもそうなのですが、痛みというのは”結果”であるということです。
そのため”原因”は痛みの部位にはないことが多いのです。
もちろん例外もあります。
痛みが出ている場所が実際に痛いケースですね。
骨折、捻挫、挫傷、打撲などの
いわゆる外傷と呼ばれる症状は痛い場所が原因となって痛みが出ています。
しかし慢性痛のような腰痛、肩こりなどの症状に関しては
痛みの場所以外に原因が隠れています。
ではどこに原因が隠れているのでしょうか?
それは一概には言えないのですが
普段どういう生活をしているのかによっておおよその原因を絞ることは可能です。
例えば近年増加しているデスクワークを例にとってみると
長時間の座り姿勢があげられますが
長時間の座り姿勢は股関節が長い時間動かないことによって周りの筋肉が硬くなりやすくなります。
そのため股関節の動きが著しく悪くなり腰に負担がかかる身体の使い方になってしまい
結果的に腰を痛めてしまう。
というケースです。
もちろん長時間の座り姿勢に関しても
それ以外にも様々な原因は隠れています。
そのため原因が股関節にあるのにも関わらず
一生懸命腰をマッサージしても一向に良くなることはないのです。
施術には原因追及がとても大切になります。
ただやみくもに方が痛いから肩をマッサージするという行為は
良くならないどころか
最悪の場合症状を悪化させてしまう可能性もあるわけです。
こういう知識を持っているだけでも
今後どういうところに行くべきなのかの一助になってもらえたら幸いです。